持ち歩くものの極限の形

パルコでパルコカードを使って買うと5%オフで買えるので本屋に寄ってきた。
Amazonもポイントやアフェリエイトで購入すれば安く出来るが、5%はなかなか難しい。なのでこういう時に本を買うのは重要だ。特に技術書なんかは結構値が張るので、その効果は大きい。

狙っていた本はFedora8の解説書だったのだけど、閉店間際の時間ではとても比べることが出来なさそうなページ数だったので、諦めて面白い本が無いか探してみた。

そんな中、「佐藤可士和の超整理術」が目に入った。
この本は前から気になっていたが、結局整理術と言っているけど内容は仕事術で、すでにLifeHack系の本を持っている自分には特に気になる内容ではなかったので、今回もまた買わずに通算3度目の立ち読みをしてみた(笑)。

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術

ただ今回は読んで気になった部分があった。

「手ぶらスタイル」という記述の中で、彼が外に仕事に行く時に何を持ち歩いているかが刺激的だった。

基本的には手ぶらで持ち歩くものは

  • 携帯電話
  • 自宅の鍵
  • カードケース
  • 小銭

らしい。

  • デジカメは綺麗に撮るとわかっている時しか持ち歩かない。メモ的な撮影は携帯電話で済ます。
  • メモをするノートやペンは行った先にあるペンを借りて、資料に書き込んで済ます

など、「果たして、カバンの中身はすべて必要か」と、徹底して自問して今のスタイルに落ち着いたようだ。

自分の荷物と比べてみると

先日のエントリーに書いたように、僕も持ち歩くものを選別したけど、まだまだ減らそうと思えば減らせるのかもしれない。

今は結局、鞄(メッセンジャーバッグ)を持ち歩いているし、これは今のところ必要だと思う。

でも、会社に行く時に持っている物を書き出してみると

  • 無印の方眼ノート+ボールペン
  • デジカメ(VQ1005
  • デジカメ(Lumix
  • W-ZERO3[es]
  • iPod
  • 今読んでいる本(最近は技術書)
  • 折りたたみの傘
  • 買い物袋
  • 財布や定期、それに自宅の鍵

と、比べるとなんと多いことか。

VQ1005の影響からまた自分の中で盛り上がっている、デジカメブームの一環でLumixは持ち歩いているが、結局一枚も撮影していない。動画を撮る時とも思っていたけど、それも静止画を撮らない位だからこれもやってない。
なのでLumixを持ち歩くのは、明日から中止することにした。

VQ1005はまだあの独特の質感が楽しいし、かさばる事も無いのでこのまま。

無印の方眼ノートとペンは、これも何か思いついた時に、W-ZERO3[es]では出来ない手書きで図をやイメージを記録するのに必要なので、これもこのままにする。

本は家で本を読むのであれば、パソコンを触っていろいろ試したいので、これも持ち歩くことにする。

iPodは無いと電車の中で集中して本が読めないし、貴重な音楽を楽しむ時間でもあるので、これもこのまま。

傘もちょっと重いけど、これが無くてビニール傘を買うという愚かなお金の使い方はしたくないので、これも持ち歩く。

買い物袋は持っていると何かと便利。イオンならスタンプがもらえる。

そう考えるとあまり自分のスタイルでこれ以上荷物を減らすことは、逆に不便になってしまうかもしれない。

自分としての究極の形とは

でもせっかくなので、自分としての究極の形を考えてみた。
そうすると

という形になるのだろうか。

W-ZERO3[es]で、ノートとiPodとメモ用デジカメの機能を使用する。手書きに関しては諦めるか、何かフリーのソフトとかあるかもしれない。
VQ1005はマイブームなので。でもこれも無くそうと思えば持ち歩かなくても良い。

今度天気が良くて雨に濡れる心配が無ければ、手ぶらでの出社がどんな感じになるか試してみようと思う。

こういうのは一種の「遊び」のようなもので、いつもとても楽しい気分になる。仮に上手くいかなくても刺激的な時間を過ごせるし、必ず経験として残る。
それに、ついその時やっている方法が、今後も有効なベストな方法と、保守的に考えてしまう傾向が日本人の気質としてあるけど、それを取り払うためには、常にこういった「遊び」を行っていく事が、自分がオヤジ化しない大一歩なのだと勝手に思っている。

結局買った本はこれ

Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

プログラムのことが書いている部分は難しくてわからない部分もあるけど、それでもどのような工夫を行ってあのシステムが動いているかが書いてあるので、まだぱらっと目を通しただけだけど、それでもすごく面白い。