週末の出来事

久しぶりのエントリー。
週末に自分の歴史では初めての体調不良を経験した。
病院に行くまでに経過をノートにメモしていたので、それを基にここ数日の動きについて書いてみる。
今回の経験で周囲の反応を聞く限り、ようやく一人前の30代の仲間入りを果たしたらしい(笑)。

10-24

22:00

会社から帰って来て夕食。

22:30

食べ終わって彼女と一緒に録画していたタイタニアを見る。
なんかお腹が落ち着かない。

23:00

自覚するような不快感を感じて来たので、布団に入って安静にする。

23:30

今にも吐きそうな不快感が出て来たのでトイレ前に待機。
ここから数日間、自分の装備に「洗面器」が加わる事になる。

23:40

1回目の嘔吐(おうとってこう書くんだね)。思えば前回吐いたのは15年以上前の話だ。
その後貧血を数度繰り返し身体が落ち着かない状態が続く。

10-25

00:30

少し落ち着いて来たので、水を二口ほど飲む。呼吸は落ち着いて来た。

01:00

彼女にトイレ前の廊下に布団を移動してもらい就寝

04:30

喉の渇きで目が覚める。以外にこういう状況でも不快な夢は見なかった(内容は覚えていない)。
また水を数口飲もうと思って立ち上がったら、急激に不快感がこみ上げてくる。トイレに直行

04:40

2回目の嘔吐。流石に胃液のせいで喉が痛い。
この後一時間寝ては30分起きてを繰り替えす。

09:10

完全に目が覚める。
昨晩の格闘のせいか体力が急激に低下しているのが良くわかる。
午前中の診察に行こうか検討したが体力の低下で動く事が出来ない。

10:55

午後車が手配出来る状態になるまで安静にする事を決めて、横になり寝る事にする。

12:15〜12:30

目が覚めて、スポーツドリンクを数口飲む。

12:50

気分が悪くなってくる。トイレ前に待機。

13:15

3回目の嘔吐。確実に水分も受け付けない状態になったと自分の中でようやく確定させる。
自宅にこれ以上待機していると余計に事態が深刻になると判断し、病院に行く準備をする。

15:00〜

その後病院に行って診察を受ける。
初CTスキャンも受けてちょっと興奮。なんか機械がグルグル回っていてかっこ良かった。
いろいろ検査した結果「急性胃炎」と診断された。

ようやくスポーツドリンクを飲んで、ヨーグルトをやっとの思いで食べる事が出来た。同時に胃を落ち着かせる薬を飲んでその日は終了。

10-26

朝はヨーグルトを2つ。食べ物を口に出来る有り難みを知る。ヨーグルトの余韻を楽しみたいのに、紙のような味がする薬のせいで台無しされる。

昼はお粥に味噌を乗っけて食べる。心底旨い。味噌がある国に生まれて本当に良かった。
その後はFC東京アントラーズの試合を見ながら過ごす。別にエスパルスの試合じゃないからどうでも良いと思っていたけど、お互いの持ち味がふんだんに出た良い試合で満足。

夜は胃の炎症の為に微熱が出て来て食欲が減退。ヨーグルトをちょっと食べてその日は終了。
発熱で一度絞った雑巾からさらに水分(体力)を吸い取られたのを自覚する。

10-27

睡眠時間が完全に崩れてしまって、朝の4時くらいに目が覚める。発熱は治まり、胃以外は爽快になった。
眠る事が出来なかったのでテレビをつけて無音で見て過ごす。朝方のテレビは見る機会が殆どないので結構楽しく過ごす。5時半にみのもんたが登場し、朝からいつもの調子のみのさんを見て、本気でサイボーグかと思う。

この日も食事はお粥メイン。夜に豚汁うどんを食べて、再度 食べ物が食べられるのと日本人である事に感謝する。

ようやくインターネットを体調を気にする事無く見る事が可能になった。でも栄養が脳に行ってないからなのか、明らかに判断するスピードや記憶力が無い。
脳の体力が続かなそうだったので、読書やテレビを見て残りを過ごす。

10-28

この日から職場に復帰。
外の空気が気持ちいい。駅の途中にある神社でお参りをし体調が戻って来ている事を感謝する。駅に着いたら凄い息切れ。予想以上に体力が落ちている事に気づく。

電車に乗って職場に着いたらまた息切れ。周りもさぞ驚いた事だろう(すんませんでした)。
ここ数日では考えられない距離を歩いたので膝が笑う。爆笑しているらしく膝はしばらく笑い続ける。ヒラメ筋にすでに乳酸が溜まっているのを自覚する。

その日にやった部署内ミーティングで30分ほど喋ったのだけど、いつもはマシンガンで喋り続けても全然平気なのに、一節毎にきちんと呼吸を行わないとすぐに息切れてしまう。
それ以外の仕事は普通にこなせたので一安心。

今日の食事は、朝はバナナ、昼はコンビニのおにぎり3つ、夜はなか卯のきつねうどん。
だんだん胃も食べ物を受け付けてくれるようになった。

最後に

食べ物を食べれるようになって思った事

消化を良くする為に良く噛んで食べるように心がけてみたけど、そうすると今まで以上に食べ物の旨味が口の中に広がってくる事に気がついて感動。当たり前の事を気がつかないうちにやれていなかったんだなあ。

下手にお金を払って美味しいものを食べにいくより、いつもの食べ物を良く噛んで食べて見る事を、今の日本人はやってみた方が幸せになると思う。

ストレスって以外に溜まってた

僕は自分でも周りの人もストレスを溜めないキャラだと思っていた。
ストレスが発生してもポジティブに考えたり、いなす事をテクニックとして無自覚に実行していると思っていたけど、それでも少しずつストレスが溜まっていたのだと思う。
ストレスの原因はおそらく職場の割合は少なく、その殆どはマンションを購入したりしたあとのプレッシャーによるものだろう。それ以外にも要因があるのは把握している。
良くこういう症状はストレス要因を解消しないと今後も発生するらしいけど、絶対に無くす事はできない要因ばかりなので、グダグダ言ったって始まらない。
もっとストレスをいなせるようにして、後ろを見たらストレスが溜まるだけなので前だけ見て行こうと思う。

あと僕は見た事がある人はご存知の通り、見た目はいかにも病弱な感じなのに、身体は非常に丈夫で病気にと無縁だった。この点は本当に母親に感謝なのだけど、今回この程度の病気で済んだのも丈夫に育ててくれた母のおかげだと思う。
あと、今回こういう病気にならないで風邪くらいだったら、こうやって身体の事を考える事が無かったと思う。もしかしたら10年後にポックリ死んでいたかもしれないので、良い経験が出来て良かったと今回の件は消化する事にした。

最後に、この数日看病してくれた id:fantasticfuture どうもありがとう。