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はてなエバンジェリスト

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今年に入って会社やプライベートではてなを紹介する事が増えてきた。その中で最近アップルの創業時代の事が書いてある本を読んでいて「エバンジェリスト」という言葉を久しぶりに思い出し、「ああ、もしかしたら僕は、はてなのエバンジェリストなのかも」と思った。
今回はその時いろいろ考えた事について、まとまりが悪いかもしれないけど勢いで書いてみた。

アップルのエバンジェリスト

まずアップルのエバンジェリストとは、アップルがマッキントッシュを普及させるために、サードパーティにソフト開発を説得する職種で、その名称が伝導者(エバンジェリスト)と言われていた。
エバンジェリストのおかげで、PhotoshopなどのソフトがMacで発売するようになり、またエバンジェリストの活動により出来たプラットフォームの雰囲気(文化)が、先端技術に関心が強い教育現場に受け入れられ、マックは教育現場に強いという時代を作ることになったと僕は認識している。アップルのエバンジェリストとしてはガイ・カワサキが有名だ。

次のエバンジェリストは大学のユーザーだった

その後アップルが経営の危機に瀕した際に当時一番の問題になっていた次世代OS技術を、アップルを追われたスティーブジョブスが設立した会社「Next」からOSを買い取り、その後iMacなどの商品と共にMacOS Xとなって発売されることに繋がった。

MacOS Xの根幹がBSD UNIX直系という事や、それでいてMacOS上でMicrosoftOfficeが動く、さらに最近ではWindowsも仮想もしくは通常環境で動作出来るという事もあり、論文を書いたりしながらUNIXで計算処理をしていたような人を中心にMacが注目されるようになって来ていると思う。

このケースはアップルの社員が教育現場にアプローチしたというよりは、実際の教育現場にいるユーザー(生徒・教授など)がMacOS Xのメリットを気づいて使い始め、使い始めた人が周りにメリットを伝えたり、使っている人のブログから口コミ的に広がった結果で、気がついたら「コンピュータサイエンスを学ぶ生徒はみんなMacBookだった」みたいな話が、ニュースになるようになったんだと思う。

はてなで注目される技術者も、MacBookを買ってインストールレポートとかをやっている記事を見た人は多いと思う。

で、はてなでは

はてなは最近教育現場へのアプローチを始めている。
はてなのツールは情報共有や学習にとても適したツールが揃っているし、最初は戸惑うかもしれないけど慣れれば扱いやすいシステムだと僕は考えている。

はてなが教育現場にうまくアピールしてそのメリットを理解してもらえれば、多くの教育現場ではてなグループを使って授業を行うような事例も増えていくのではないだろうか。

ただ、はてなスタッフの方が教育現場にPRする方法も、ただ普通にメリットを伝えるだけでは弱いと僕は思う。
それだけでは、きちんと仕組みが理解できる人しか「使ってみよう」と思わないのではないだろうか。
別の言い方をすれば、ブログとか使ったことがない教育者の心を動かすことが出来ないという事になると思う。

なので、はてなのスタッフはただ「PRする」とかではなく、もっとガイ・カワサキのように情熱的に伝えるような形をとっても良いのかもしれない。

ガイ・カワサキのようにという部分については、様々な書籍やネット上にエピソードがあるのでそれを見てもらった方が良いと思うので、ここでは割愛する。とにかく過激な言葉を使ってでもアップルの良さを企業のトップや開発者に伝えていたようだ。
一つ例としてこんな言葉を彼は残している。

良いソフトウェアはポルノのようなものだ。模写するのが難しい代わりに、見ればすぐにわかる。良いソフトウェアは芸術と同じだ。作者のプログラマーまたはプログラマー達の"魂"を見ることができるはずだ。良いソフトウェアは楽しい。見るだけで微笑んでしまう。良いソフトウェアは、ソフトウェアエバンジェリストの心の中を勃起させるんだ
(アップル・コンフィデンシャルより)

大学にはおそらくid:kiyoheroさん辺りがアプローチされていると思うのだけど、これ位の名言を教育現場の人にさらりと言えるようになると、「なんだか良くわかんないけど、凄そうかも?」みたいな心の動きを相手に与える事が出来るのかもしれない(笑)。

はてなの教育現場へのアプローチで足りないもの

これはどのサービスでもあると思うけど、ヘルプやドキュメントの整備が進んでいない事につきると思う。

例を出せば、はてなグループなんて「はてな触った事が無い人お断り」と無言で言っているようにも見えるヘルプだ(笑)。
はてなグループをどのように使うかなどを、具体的にまとめたドキュメントをPDFにして配布するくらいにしないと、学校などの現場で使用してもらう事は非常に困難だと思う。
限られた時間の中で生徒達に指導し、そして使わせる事が出来るかを判断する際に、資料が用意されているかは判断基準に差が生まれてしまうと思う。

教育現場の場合はお金をかけない場合もある(日記をプライベートモードにして使う)ので、経営にプラスにならない部分もあると思うけど、はてなグループを企業が使うと場合は殆どがグループ全体をプライベートモードにして使うと思うので、その時に導入が楽に行える方法を、教育現場向けと同様にドキュメントで配布しておけばずいぶん導入事例が増えると思う。

ドキュメントをどのように整備するかについては、はてなの中で日常的に使っている方法を紹介するだけなので簡単に出来ると思うし、あとは企業や学校で実際に使っている人の意見を聞けばより精度が高まると思う。

最後に

はてなが今教育現場にアプローチするという取り組みは、僕は全面的に支持をしている。
実際にはてなを使うユーザーがコスト(広告)をかけずに増えていくことは、はてなが長期間維持(上場せずとも)されることにも繋がっていき、それは僕が毎日便利に使っているツールを今後も使っていけることに繋がるので、今後も応援していきたい。

勝手に個人目標を設定してみた

ということで僕は半分冗談・半分本気で「はてなエバンジェリスト」として活動してみようと思う。
周りの人がはてなを有意義に利用しその情報を共有できれば、きっと僕個人にもフィードバックはあるし、ネットに対しても良い情報がアウトプットされると僕は信じている。

今回のエントリーは相変わらずまとまっていないし長文・駄文だと思うけど、はてなの中の人の参考になれば幸いです。