帯状疱疹という病気になったので記録としてまとめてみた

久々のエントリ。日記形式はもう不可能な雰囲気なので、また普通にブログを書いていこうと思います。
先週から帯状疱疹になっていたようで、今週はその治療に右往左往することになりました。
久々のエントリーはその時の経験についてまとめてみたいと思います。

帯状疱疹とは

帯状疱疹水疱瘡になったことがある人が発症する症状で、身体の神経の中に潜伏していたウィルスが様々な理由で免疫力が低下したときに悪さをするものです。

水疱瘡の時に感染したウィルスがその後身体のどこかの神経に潜伏して、その後再度ウィルスで発症する際に帯状疱疹になります。
症状は潜伏していた神経に沿って出るので帯状になります。神経は身体の左右に広がっていくので、片方で発症したらもう片方には広がることはないそうです。

ちなみに僕は右側の胸あたりにウィルスが居たらしく、胸から背中に沿ってある神経の上に赤い湿疹が出ました。
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治療には皮膚科に行く形になりますが、神経の中で悪さをするから塗り薬というよりは抗ウィルス薬で退治する感じです。
赤い湿疹が出るのはウィルスがいた場所に結果として出るもので、そこで感じる痛みは湿疹が原因ではなく神経の痛みとのことです。

基本帯状疱疹は免疫力が低下する50代以降に発症するものらしいですが、若い人にでた場合は「あれ湿疹が出来ている」と思っただけで、塗り薬を塗って放置して後で大変になることがあるので要注意だそうです。

詳しく知りたい人はウィキペディアを見てもらえればと思います。

治療とか薬とか

今回処方箋で出た薬の特徴として、バルトレックスという薬が非常に効果だったのが印象的でした。
病院に行く前に薬が高いと言うことは認識していたのですが、一週間で7000円を超えることは自分の経験では初めてだったのでかなりびっくりしました。

また薬を飲み治療が始まったあとから一日中睡魔があり、倦怠感も凄かったので薬の副作用かと思い調べてみたら、眠気というのがあったのでもう一度診察を受けに行ったときに先生に相談をしてみました。

すると先生に薬の副作用か聞いてみたところ、この量であればそれはまずないとのことでした。

先生曰く、

  • 「結局のところ帯状疱疹は疲れていたりして免疫力が低下してしまい発症するものだから。熱が出ていない風邪と同じように考えるべき。」
  • 「仕事に行っても構わないが、発熱したら会社休むでしょ?」
  • 「発熱していたら、倦怠感も出るし疲れて寝てしまいますよね。」
  • 「なのできちんと今日休んだのは正解です」

と言われました。
なるほど熱が出ていないだけで、風邪と同じくらい弱っているから眠くもなるし倦怠感が凄いとうのには納得しました。

先生が「これで会社に行き続けて、せっかく初期に診察に来たのに帯状疱疹が酷くなったり、これとは別に風邪を引いたりしたら、普段より弱っているから大変ですよ」と脅されたのですが、考えてみると先生の言う通りで帯状疱疹の症状は薬で倒しているだけなので、病気というと風邪などの発熱があるという先入観がついあったので、安静するための良いアドバイスをもらえたと思います。

帯状疱疹になった原因

今回の帯状疱疹の自分の原因は、おそらく疲れからだと考えています。ストレスは疲れに起因するもので、仕事や人間関係でイラッとすることは無かったからです。

彼女の出産、震災、子育て、理由はそこら辺だろうけど、休みの日に疲れていて睡魔があっても昼寝とか昔からしない人だったので、疲労が蓄積していたのだろうと思います。
もういい年なので、これからは昼間の眠気は身体からのシグナルと思って昼寝もしようと思います。

結局こうやってやりたいことが出来なくなる時間が出来てしまうのなら、昼寝する時間のほうが経済的ですしね。

早期治療がとても大事な帯状疱疹

今回は帯状疱疹の初期症状としてあるピリピリとした感覚を、先週の頭位から自覚していたのと、彼女が帯状疱疹の存在を知っていてくれたおかげで、初期に治療することが出来たのがこの程度ですんだと思っています。

でももっと早めに分かっていたらiPad2を早朝並んで買いに行くことは無かったですw

先生が言っていましたが、若い人はつい湿疹と勘違いをしてそのまま放置して、症状がひどくなり激しい痛みが出てから病院に来て治療に時間がかかってしまうケースがあるそうです。
なのでこの病気を経験した身としては、「数日ピリピリして赤い点が出たら帯状疱疹」と思って、早期に皮膚科に相談されることをおすすめします。