無印良品ファン数50000突破キャンペーン
自分も仕事でFacebookページをやっていて、知識も少ない状態で勘違いがあるかもしれないけど、メモ代わりに思ったことを書いてみる。
感謝を込めて商品券をあげると言いつつ、5万ユーザー(どうやら6万人になったらしい)からちゃっかりアンケートをとってマーケティングに活用するしたたかさ。
あと別にfacebookファン数がきり番にならなくても、各メディアで宣伝してfacebookでアンケートを取るという形であれば、
- ファンの獲得
- アンケートの取得
が出来るので、この手法は、実際に商品券などをプレゼントしながらリアルにアンケートを取るよりは、アンケートを集める人件費もかからず効率的で結構良い手法かもしれない。
無印良品のfacebookページで「いいね!」をされる確率
無印良品のfacebookページは、2010-05-17時点で6万ユーザーを獲得している。
各投稿に「いいね!」がされているが、全ユーザーのどれ位が「いいね!」しているか見てみた。
すると大体100〜200辺りが多く、多い場合は500を超える場合があるようだった。
仮に150いいね!が平均と考えると、
150÷60,000 = 0.0025 = 0.25%
意外に少ない。
この
ファン数÷いいね!=いいね!率
は、facebookページを立ち上げた後、facebookページがユーザーとの接点になっているか? ハイライトに表示されているのか?の一つの指針になるのかもしれない。
無印良品は有名だし、facebookの事例で必ずと言ってよいほど紹介されているので多くのファンを獲得しているが、すべてのユーザーが日常的に自分のウォールに流れてくる無印良品が発信する情報をチェックしている訳ではなく、さらに「いいね!」をしない期間が続けばハイライトに表示されなくなり、「いいね!」する確率がより低くなっていくのかもしれない。
そう考えるとこの6万という数字の何割が本当に無印良品のファンでまめにFacebookページをチェックしているのか気になる。下手すれば上に書いた最大500いいね!位なので、その程度のユーザーしか熱心に見ていないのかも?
この数字を見るとtwitterに比べて規模が小さいのと、Facebookの仕組みがある部分、例えば様々な形式で情報を発信できる点などはtwitterよりやりやすいけど、ユーザーとの関係を密接にしてユーザーのウォールに情報を表示させるための苦労は、twitterより大変なメディアであると今回のケースで改めて認識した。