M3-2016春に行ってきました。

この前の日曜日(2016-04-24)に、仕事も兼ねてM3に行ってきました。

www.m3net.jp

M3とは?

公式サイトには

M3は、音楽や音声ドラマなどを制作しているサークルの有志により、『自分たちの作品の受け手や他サークルとの交流の場を自分たちの手で作りたい』という想いから設立されたイベントです。

作品の作り手と受け手、準備会スタッフが交流の場を作り上げる仲間として同じ立場で協力し合うことで今日まで開催し続けてきました。

M3という交流の場が今後も継続できるように、また会場内にいる全ての参加者が楽しく過ごせるように、全ての参加者が小さな優しさを持ってご参加頂けますよう、ご協力の程、お願い致します。

http://www.m3net.jp/about/

と書いてあります。
実際に会場に行ってみると、コミケ以上にM3の理念に賛同した有志の皆さんが行動している雰囲気を感じましたし、会場内に撤収作業・片付けの協力を仰ぐ案内がされていたりしました。

今回が僕自身二回目で、CD不況とか音楽業界はネガティブなニュースばかりですが、前回同様凄い熱気で「え?こんなに買ってるの?」と普通の人にはびっくりする位来場する方の購買意欲が高く、少なくとも音楽業界にとってまだ見えなくてもポジティブな可能性があるイベントだなあと思います。

気になったアーティストさん

会場には、まあある程度同人というセグメントだからこそのジャンルの方が多数を占めていますが、その中にも純粋な音楽活動をされている方が参加していたり、意外なところで「サエキけんぞう」さんも出店していたり、多種多様と言っても良いラインナップでした。
その中で僕が気になったアーティストさんはこんな感じです。

おきあがり赤ちゃん

記憶には無くても赤ちゃんの時にお世話になったことがあるかもしれない「おきあがり赤ちゃん」のみを使って音楽制作・活動をされている方。
おきあがり赤ちゃん (@okiagariakachan) on Twitter


いまいち想像がつかないかもしれませんが、映像の音を聴けば、結構癒しがあったりする音でもあるし、逆に最新のクラブミュージックというかディープなアンビエントミュージックでもあります。
youtu.be

おかもちモジュラーシンセ よんまさん

mura studio - 村スタジオ | analog freakshttp://wp.mura-studio.com/
おかもちの中にモジュラーシンセ、そしてピカチューのおもちゃをモジュラーシンセからのトリガーで鳴らすという、なかなか強力なビジュアルで、前回気になって声をかけCDを買わせていただいたのですが、今回も「おしながき」というおかもちというテーマに沿った素晴らしいデザインで新作を用意されていたので、ゲットしてきました。
画像はよんまさんの通販ページより、ビジュアル含めトータルで作っているのが素晴らしいですし、それぞれの作品もモジュラーシンセの魅力満載です。
f:id:toguo:20160429184220j:plain
__Mail-Order [通販] | mura studio - 村スタジオ

www.youtube.com


今やっている仕事とM3がどういう繋がりを持っていくかわかりませんが、企業がこういった有志レベルで発展しているイベントにどう入り込んで、一緒に市場を広げていくかは、ニコニコ超会議だけでなくこういったイベントも大小いっぱいあるはずなので、継続して研究していこうと思っています。