8年ぶりに「デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~」を見てみた
この前の休みにパソコンのHDDを整理していたら、昔NHKスペシャルで放送された「デジタルネイティブ」を見つけたので、久しぶりに見てみました。
www6.nhk.or.jp
はてなが紹介されていて、ガラケーを使っている id:jkondoさんとか、近藤さんのご長男 時君の出産時のはてなハイクの盛り上がり(自分のアイコン写ってた)とか、デジタルネイティブの概念とは別の部分についてもなかなか懐かしい内容でした。
デジタルネイティブ―次代を変える若者たちの肖像 (生活人新書)
- 作者:三村 忠史,倉又 俊夫,NHK「デジタルネイティブ」取材班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/04/30
- メディア: Kindle版
番組・本の中ではデジタルネイティブの定義として
- ネットとリアルの世界を区別しない
- 情報は無料と思っている
- ネットのフラットな世界になれているため、相手の地位、年齢、所属などにこだわらない
としています。
そしてこれから企業はこういった考え方をする若者を、どのように人材として活用するのか考えなければいけないとしています。
これは現代に照らし合わせてみると、日本国内に関しては上2つについては概ね定義どおりになっていて、企業の就業規則や働き方についてギャップが生まれていて、企業側が苦労していることもあったりするし、ビジネスについても、いかに情報や商品を購入してもらうかを考えなければいけない時代になっています。
3番目については個人的にはちょっと違う感覚も持っていて、確かにネット上ではフラットでもリアルでは僕らの世代以上に礼儀正しく、全てにおいてフラットにしてしまうのではなく目上に対して一定のリスペクトをしながら議論ができる賢い子が増えていると思うのと、逆に情報過多になった時代で生きづらくなり過剰に自分自身への自己信頼性が低いようになっている若者も居て、更にはSNSが密接に人間会計の繋がりを表すようになって、フラットにするのではなく区別する(家族がいるFacebookと友達限定のLINE等)事があって、ちょっと8年前の定義からは違う進化を辿っているのではと思いました。
ただこのテレビ・本を見たおかげで、これから年下の人を雇って一緒に仕事をする時や、自分達のビジネスで顧客として接する際にどうしていくべきか、久しぶりに考察・整理できるタイミングになったので良かったです。