今年二回目の国立科学博物館に行ってきました
先週の平日にクルーと今年二回目の国立科学博物館に行ってきました。
前回はこちら。
toguo.hatenablog.com
前回は普通に家族でお出かけとしてだったのですが、今年からクルーは小学生ということで、夏休みの宿題のためという目的で行ってきました。
今回は前回見ることが出来なかった動物の剥製を見て、そこから生きものの分類やその歴史に興味を持ってもらえればと思い、今回も地球館を中心に見学しました。
虎の前ではしゃぐクルー、怖がるかなと思っていたら「生きていないのなら怖くないよ」と冷静なコメント。
ゼルダに出てきそうな生きものには弓を射っていました(笑)。
「沢山の生き物がいるねー」とキョロキョロするポーズで写真に写るクルー
現代の生きものについて考えた後は、過去の生きものについても考えようということで化石のあるコーナーに。
前回を含め今までクルーは化石コーナーにはあまり興味をもった反応が無かったのですが、今回は感想や質問を沢山してくれるし、気になる資料はずっと観察したり読んだりしていたので、成長を感じました。
こんなに大きな魚が泳いでいたのかと感心している様子。
植物にも化石があると言うことを初めて知って興味津々。
こんなに大きなアンモナイトが泳いでいたのかーと何度も何度も観察していました。
ティラノサウルスの顔の化石を見て、化石は綺麗に出てくるのではなく、バラバラで出てきてパズルのように組み上げていくものなんだと理解したようです。
生きものについて勉強したあとは、大好きな元素・星についてチェック。
そして今回僕が一番感心したのは、人類の軌跡についてまとまっているところでの話です。
クルーは地図・地理が大好きで、世界の国々の場所をよくチェックしているので、地球の各地方の地形をそれとなく理解しています。
写真はロシアで出土した住居を再現したものなのですが、これを見て「ロシアには大きな動物が沢山いないはずなのになんでこんなに骨を使って家が出来ているの?」と質問してくれました。
僕は
- 当時のロシアは今よりもっと寒くて木が今よりも少なかったこと
- 恐竜の時代は人類は居なかったので恐竜の骨じゃないこと
- 当時はマンモスが生きていてロシアに居たから、人類はマンモスを食べたり・洋服にしたり・道具にしたりしていたこと
という話をしたら、地理の知識を活かして完璧に理解してくれました。
そしてアメリカ大陸にどうやって人が渡ったのかクイズを出してみたら、「筏はアラスカは寒いから無理だろうから歩いたんだよ。ロシアは昔寒かったんだから海も凍っていたりして渡れたんだよ」
と完璧な回答。
既に父を超えてくれて安心しました。
国立科学博物館は沢山の展示があって、子供の体力・集中力では一回では見きれませんが、だからこそ毎回発見があり飽きずにまた見に来ることが出来ると思うので、今年はあともう一回くらい見に行きたいと思います。
後日談
クルーが夏休みの宿題の一つ絵日記を書くという課題に、今回のお出かけについて書いてくれました。
絵日記にあった絵の部分だけ載せておきます。
「五角形やギザギザがあった」とこだわりながらアンモナイトを塗っていたようです。
おまけ
上野にいる偉人の銅像にご挨拶もしてきました。