新しいMacBookでウィルコムのMEGAPLUSを利用する方法を試してみた
ウィルコムから新しい端末や料金コースが発表されて世の中がちょっとだけ盛り上がっているので、今回はここ最近ウィルコムのデータ通信で試した事について書いてみる。
昨年末に買ったMacBookにW-SIMを繋いで通信をする場合に、ThinkPadでやっていたようにMEGAPLUSをインストールしようとしたら、MEGAPLUSはOS10.5には未対応でウィルコムに問い合わせても「未定」と言われて途方に暮れてしまった。
アドエスを二年縛りで購入したりしているので今更イーモバイルに切り替えるのも損だ。たらればになるけど、やるならアドエスに機種変を行ったタイミングで、機種変せずにデータ通信はイーモバイルにすれば良かった。
で、どうにかしてMacBookを使って外出先でネットに繋ぐ時の体感速度を上げる方法は無いかと考えてみた。
方法としては、自宅サーバーにairproxyなどのproxyをインストールしてそこに繋ぐ方法があったけど、設定してもうまく動いてくれなかったので、次に思いついたのはMacBookにインストールしてある「Parallels Desktop」のWindowsXP環境で、ウィルコムの通信が出来るかもと思い早速試してみた。
結果としては、「Parallels Desktop」のWindowsXP環境でドライバーのインストール、ダイアルアップの接続、MEGAPLUSのインストールと接続はすべて動作した。
そして肝心の体感速度についても、OSX上で接続するより倍近い速度でページが表示されるようになった。
おそらくBootCamp上にWindowsXPをインストールすればさらに体感速度が向上すると思うけど、いちいち再起動する必要があるし、ウィルコム4xパケットの通信速度であれば、十分仮想OS上の処理速度でもあまり変わりはないと思うので、必要な場合は「Parallels Desktop」のWindowsXP環境を使う形が良いと思う。
でも結局はParallels Desktopを起動したりするのも面倒なので、OSXのFirefoxで画像やFlashをオフにして表示し必要な場合は画像を読み込ませて表示させた方が、操作性と速度のバランスがもっとストレスが無い形として落ち着いてしまった。
ただどうしても最新のMacを使って頻繁にウィルコムのW-SIMで通信を行わないといけない人もいると思うので、参考になれば幸いだ。
I-O DATA USB接続 W-SIM用アダプター USB-WSIM
- 発売日: 2008/04/30
- メディア: Personal Computers