Wii版の動くメモ帳も作るとか、いろいろ考えてみた

先日のエントリーで、はてなにいろんな提案を勝手にしてみたら、はてなの中の人にはてなスターやブクマをいただいたので、「勝手に妄想シリーズ」として、もう一つアイデアを提案してみたいと思う。

以前の記事はこれ。

はてなクラブやはてなの告知で発表されていた、はてなダイアリートップのリニューアルと、はてなダイアリープラスの機能追加と価格変更が発表されたので、感じた印象などをまとめてみます。

WiiとDSに最適化したはてなを

先日任天堂は、Wiiのインターネットチャンネルを無償で提供するのと、ネット接続をサポートした人にゲームをプレゼントする事を発表した。

Wiiのインターネット接続率向上に向けての施策
?インターネットチャンネル無償化?
?「手助けマイスター」サービスの実施?

発表の中で任天堂の岩田さんは、家族がリビングに集まりながらインターネットを利用するケースが多いという事をおっしゃっていた。
ここにはてなが入り込む余地はたくさんあると思う。

  • 子供が書いたうごメモを、テレビに最適化した形で提供
  • お父さん、お母さんもさくっと、Wiiに最適化したはてブはてなブックマークニュースでニュースをチェック
  • はてなダイアリーも最適化すれば、今までにはてなにいなかった層が増えないだろうか
    • USBキーボードを繋げば入力は簡単
  • おじいさんおばあさんには、本気の「はてな俳句」をやるとか
    • 季語などのテーマをお題に投稿してもらい、写真と組み合わせて掲載できるとか
  • 人力検索に年長者のアドバイスも
    • Wiiのマイクを使って声で投稿してもらうとか
    • OKwaveなどのライバルに無い、人生の先人達のアドバイスが集まる?

Wiiでアニメーションを作る・見る

機能がうごメモ上位互換でも同じでも良いので、Wiiにも動くメモ帳の機能があったら、おもしろい事が出来ないだろうか。
お年を召した方が孫に手書きメッセージを簡単に送るのにも使える。
でもここら辺は任天堂の領域になってしまうのかもしれない。
けれど今のうごメモがうまくいけば、はてなとの連携を加えて検討するのは十分可能だと思う。

Wii専用タブレットの提案

上に書いたようなサービスの中で、ワコムにも声をかけてWii用のタブレットを作ってもらうのはどうだろう。
ワコムは、はてなハイクでキャンペーンをやったこともあるし、Wiiに対応する周辺機器を作ることが出来れば、相当な数のタブレットを販売することが出来ると思うので、声をかければ乗ってくれるかもw。

インターネットチャンネルOperaの機能を拡張し、専用のタグでもHTML5ベースでも良いので、絵を書き込むための規格を用意して、それに対応したWebサービスを用意すれば、専用アプリでなくとも、インターネットチャンネル内で絵を描くことが出来るというイメージはどうだろうか。

とにかくはてなは、任天堂ともっといろんな事が出来るはず

昔からのはてなユーザーにとっては、ここ数年のはてなの活動は戸惑うことがあると思うけど、任天堂と組んだり、はてなハイクのようなサービスを作ったり、はてブを普及させるための施策などは、はてなの可能性を広げる素晴らしい挑戦だと個人的には考えています。

その中で任天堂と協業したり、任天堂のプラットホーム(WiiやDS)に最適化した形で、はてなが用意している既存のサービスを提供することは、はてなに今までにいなかったユーザー層や、他のウェブサービス事業者もアプローチ出来なかったユーザーを獲得できるのではないだろうか。

もちろんケータイの方が利用者が圧倒的に多いので、まずはケータイ、それよりも先にPC上で認知を広げていく事は間違いではないと思う。

ただこれらの世界は競合も多く、その中では はてなのサービスは個性的で埋没してしまったり、数(金)の原理で、例え良いサービスを提供していても、アメーバみたいな良くわかんない界王拳が大好きな会社がw、お金を使って渋谷中でPRしてしまうと、はてながそこに食い込むのはなかなか難しい話になってしまう。

そこでニッチだけど競合が少ないところで、規模は小さいけど確実にユーザがゲットできる場所を、確保していくのも一つの手じゃないかなと僕は考える。

それに任天堂の端末に対応した、ブログやSBMやミニブログやフォトストレージを提供しているウェブサービスなんて、世界でもおそらく無いんだし、はてながやるって言うのもいかにもはてならしくて面白いんじゃないんだろうか。

もしWiiをゲームとしてではなく、生活を豊かにする目的で使っているような層の人が、はてなのサービスをWiiから使うようになったら、人々の生活を豊かにするために活動しているはてなにとっては素敵な話だと僕は思う。

ここらへんの考えは、id:nmyさんが書かれていたエントリーの考えに通じると思っています。

僕の好きな言葉に「一歩外へ」という言葉があります。はてなの社長のid:jkondoが、2007年の夏に当時彼が住んでいたアメリカのシリコンバレーから一時的に日本に帰ってきて、社内でやったプレゼンテーションの時の言葉です。

プレゼンが終わって、僕が「世界に向かって何かを発信する自信なんかない。思いついたギャグとか、撮った写真とか、書いた落書きとか、身内だけに喜んでもらえればそれでいい。それじゃだめなんですか?」と質問すると、彼は「一歩外へ、ということかな」と言いました。

これまで誰にも見せずに自分のパソコンに溜めてたものを、まずは数人の友だちに、それを友だちの友だちに、それを誰もが見られるように。そういう風にして、一歩ずつ外に出られるように、そっと背中を押すようなサービスを作っていきたいと、そういうことを彼は言いました。ずいぶん感嘆したのを覚えています。

このエントリーは読んでいてとても感動したのを記憶しています。いまのところ今年読んだ熱いエントリーのベスト3に入っていますねw

はてなの中のみなさまw

以上、勝手に通勤中や寝る前の布団の中で、勝手に妄想してみた事をあんまりまとめもせずだーーっと書き出して見ました。

今回も勝手にご迷惑かと思いますが、分かる範囲で書いたことに関連していそうな、はてなの中の人宛にトラバを打たせていただきます。

id:jkondoid:kiyoheroid:mitsukiid:kawasakiid:naoyaid:onishiid:nmyid:yosukeid:shiraberid:reikonid:tikeda
今回はちょっと増やしてみたw


万に一つ無いと思うけど、詳しい話を聞きたいという場合はいつでもご連絡くださいw→はてなの中の人

先日僕のブログを見た人が「toguoはなんでそんなにはてなにいろんな事を書いたり、伝えたりしているの?」と言われたので、僕がなぜはてなに対していろんなことを書いているのかについて、近いうちにまとめてみようと思います。