千葉県の図書館事情は意外に良い環境という記事を読んで思ったこと

先週、市川市の中央図書館の中に初めて入って、船橋市の図書館についていろいろ課題を感じた事があって、久しぶりに考えをまとめるためにブログでも書こうと思ったら、ニュースに気になる記事があった。

千葉県内で自治体などが運営する140の図書館での年間貸し出し冊数は全国6位の計約3347万冊にのぼり、県民1人当たりでは、平成13年度の4・2冊から22年度には5・4冊に増加している。

【数字から見えるちば】図書館貸し出し数、全国6位 ソフトとハード充実の成果 - MSN産経ニュース

であれば、船橋市も比較的「良い環境」と言えるのだろうけど、本を提供する・読ませる機会を増やすためのサポートだけでなく、読む環境を整備する視点を持つことも、現代の図書館には大事だと僕は思う。

そう考えると図書館の中で例えば学生が勉強できるとか、それが良いかどうかは別にして、船橋市の環境はスペースは提供されていても混雑していてトイレを我慢しながらみたいになっているし、本を借りたい・見たい・調べたいという人にとっても、施設が古く・狭くなりすぎていて、「ただ本を提供している場所」になってしまっているので残念な環境だと思う。

千葉市や市川市の中央図書館は、そこで過ごしながら個人の生涯教育・自習・子供情操教育とかを伸ばしていく環境が整備されている場所になっていると感じる。

図書館が勉強場所になっているのを問題にする人がいるのなら、公民館・学校・市役所の空いている会議室を土日に開放して、一日¥300とか払ってもらえば、教師とかではなくリタイア世代の雇用にも繋がるし、学習しやすい経験をした学生が将来家庭を持った時、間接的に「子育てしやすい街」として船橋に定着してくれたりするのではないかと思う。
こういう方法で図書館の椅子が開放されれば、今まで土日は学生が居て混んでるから行けないと思った人も図書館を利用しやすくなるし、利用する人が増えれば市としても積極的な政策がより打ちやすくなるのではないか。

船橋市だけじゃないと思うけど、こういう話を市の窓口・議員に提言しても「いや実はこういうことやってます」になることがあると思うが、伝わっていない・公開されていないのは、例えばネットでは検索にヒットしない情報は「存在しない」のと同じなので、ぜひ積極的にネットを活用して情報を公開してほしい。
という訳で、船橋市公式サイトではなく、分かりやすい形態のメディア(ブログ)とかで発信をして欲しい、議員の皆さんも個人で今調べていること感じていることをブログで書いて欲しい。
一応船橋市Twitterをやっている

けど、リンク先の内容はお役所的な内容でわかりづらいので、少し噛み砕く感じで書けてTwitterより情報を増やせるし、Twitterなんかはむしろ対応とか更新が大変なんで、ブログくらいが調度良い。

政党関係なく議員のブログへのリンクが網羅されているページは一応あるみたいだけど、ブログ書いている人は少ないみたい。(定数50で見つかったのは20程度)

という訳で、産まれも育ちも恐らく死ぬのも(笑)船橋になる一市民の個人的考えでした。