GPi CASE買ってセットアップしてみた

なんかMakerFEAR以降、なんかやってみたい欲が続いていて、工作的に昔のMacにラズパイを入れてみたりしていました。
toguo.hatenablog.com

自宅にあるラズパイが少しずつ世代交代して旧機種が余ってきていたので、使いみちが無いかいろいろ調べていたら、昔のゲーム機のデザインをモチーフにした筐体があることを知り、更にゲームボーイ風の「GPi CASE」なるものが今年発売したことを知り勢い余ってゲットしていました。

retroflag.com

GPi CASEはRaspberry Pi Zeroベースなので、余ったラズパイの事は関係なくなってしまったのですがまあそこは気にせず、Raspberry Pi ZeroもイギリスのPimoroniで注文して組み立ててみました。

まずGPi CASEの箱からゲームボーイの当時の箱をイメージしていてこだわりがわかります。

で、セットアップした時の写真がこちらですが、本体もかなりゲームボーイ

こっちがオリジナルのゲームボーイ
Game Boy (1989)
GPi CASEはボタンが4つあったり背面にLRボタンがあったりしますが、イヤホンとかの配置は同じ場所にあってなかなかの再現度です。
サイズはGPi CASEが一回り小さいですが、画面のサイズは大きいです。

セットアップに9時間。。。。苦労しました

色々な方のブログを見る限り、組み立てに数十分でセットアップに1〜2時間で終わっている方が多いのですが、僕の場合は組み立ては問題なかったのですが、Raspberry Pi Zero wにOSの「RetroPie」をセットアップして、GPi CASEで問題なく使えるようにするまで、なんと9時間もかかってしまいました。

キモはセットアップする際に、事前にGPi CASEのコントローラーをどうやって認識させていくかでした。
知識がある方であればもっとスムーズにやる方法を見つけられると思いますが、僕と同様にハマってしまう方がいるかも知れないので、ここにセットアップまでの流れを箇条で書いておきます。

  1. Raspberry Pi Zero wにRetoro Pieをインストール
  2. Retro PieのアップデートやWi-Fi等の基本設定
  3. Bluetoothキーボードを認識させる
  4. GPi CASE公式サイトで配布されている各種設定ファイルをインストール
  5. GPi CASEにRaspberry Pi zero wを内蔵させ、組み上げる
  6. 起動後にBluetoothキーボードを操作して、コントローラーの認識をGPi CASEのコントローラーに合わせてリセットする

こんな感じで行けました。

使ってみての感想・余談

苦労して動くように出来たからか相当気に入っています。
単3電池三本でかなりの時間駆動してくれ、Nintendo Switchよりも持ち運ぶ機会が増えそうです。

あと今回Raspberry Pi Zero WをイギリスのPimoroniから注文したのですが、追跡サービスを使わないもっとも送料がかからない配送方法にしたら、自宅に届くまでほぼ一ヶ月かかってしまい、しかも届かないので事故が起きたのかもと翻訳機能を使ってPimoroniに問い合わせしてキャンセル対応してもらったら、なんとその日に着いてしまった(事情を伝えて再度支払い手続きを行いました)という迷惑をかけてしまいました。

Pimoroniのスタッフの方は翻訳機能を通していても、とても親切な対応をしてくれているのがわかり、Raspberry Piやメイカーコミュニティを支える素晴らしい企業ということ再認識しました。

今後も機会があればPimoroni経由で買い物をしてみたいと思います。