「KORG Gadget for Nintendo Switch」がUSBキーボードに対応したから試したみた
発売日に買ってみたものの、なかなか使い所を作れなかった音楽制作ソフト「KORG Gadget for Nintendo Switch」の最新バージョン(3.5)が、アーケードコントローラー・USBキーボードに対応したとアナウンスされていたので、ちょっと試してみたのでレビューしてみます。
いまいち想像がつかないと思うので、動画を見てもらうとイメージが掴めると思います。
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使用したUSBキーボードについて
PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列かな印字なし USBキーボード ブラック PD-KB220B/U
- 発売日: 2004/06/17
- メディア: Personal Computers
今回試すのに使ったUSBキーボードは、Happy Hacking Keyboard Lite2を繋いで試してみました。
問題なく認識も出来て、下のツイートにある配列で問題なく使用できました。
USB PC Keyboard assign #GadgetSwitch pic.twitter.com/CQ4LVKjeVv
— 佐野電磁 / sanodg / Nobuyoshi Sano (@sanodg) 2020年1月29日
モバイルベースで使いやすくなるのでBluetoothキーボードも試してみましたが、Nintendo SwitchはBluetoothキーボードはサポートしていないので残念ながら使えませんでした。
下の動画のように、ジョイコンの間に用意できるキーボードにしてみるのも使いやすいかもしれませんね。
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CYBER ・ USBキーボード ( SWITCH 用) ブラック 【 Joy-Con ドッキング 可能】
- 作者:
- 出版社/メーカー: サイバーガジェット
- 発売日: 2018/06/22
- メディア: Video Game
実際に使ってみた感想
動作には問題ありませんでしたが、
よりは、キーを押した時の音の遅れ(レイテンシー)を感じました。
これはもしかしたら
- 試した時はドックに繋いでテレビに表示しながら(TVモード)だったので、フルHDの映像処理処理に負荷がかかっていたから
- テーブルモード・携帯モードならもしかしたら変わるかも(USBの変換端子が無いので試せず)
- 使ったUSBキーボードの特性
- Happy Hacking Keyboard Lite2はストロークが深めなので、演奏情報として反応するまでに時差が生じやすいかもしれません
- ストロークが浅めなキーボードやゲーミングキーボードだったら、もしかしたら体感が変わるかも
などの要因が考えられますが、演奏をしながら音色を選んだり・コードを押さえて和音をいっぺんに入力したり、シビアな演奏でなければリアルタイムに録音することにも使えるので、
KORG Gadget for Nintendo Switch、チョー楽しいんだけどポチポチボタンを押して打ち込んでいると時間がかかりすぎるから、やっぱりiOS版やPCのDAWかなあ
みたいになっていた人は一度試してみるのも良いかと思います。
あとはやっぱりKORG Gadget for Nintendo Switchの最大の売りである、最大4人同時に作曲が出来るという強みを活かして、友達や家族と一緒に音楽制作を楽しめるのは他には無い楽しみ方なので、今回のアップデートをきっかけにまた遊んでみようと思います。
音楽制作はプログラミングに似ている?
まだKORG Gadget for Nintendo Switchを持っていない人も、Nintendo Switchを持っていれば5000円で音楽制作の環境が手に入るし、音楽制作は試行錯誤しながら作り上げるという点ではプログラミングにも似ているので、プログラミング教育とかに興味があるお子さん・親御さんにもおすすめだと思います。
このあたりについては、KORG Gadget for Nintendo Switchのプロデューサーでもある佐野電磁さんがブログでも書いているので、良かったら読んでみて下さい。