料理が出来ない自分が、会社に弁当を持ってくために考えたこと

最近、会社にまたお弁当を持っていくようになった。
ちょっとその時に思ったことについて、あんまり人に役立つことでもないし偉い話でも無いのですが、まとめてみようと思います。

弁当を持って行く前の話

去年の2月に可愛いクルーが産まれ、彼女程ではないけれど育児に対して集中することが多く、楽に出来ることは楽にしたいと思い、無意識のうちに自分で弁当を用意したり、そもそもそのような概念を持たないようになっていました。

でも流石に一年が経ち、子育ても冷静見える部分が増え、その中から毎日会社でお昼を外食で済ますという感覚に、子供の将来に必要なお金などを考えると違和感を覚えるようになって来た、というのがきっかけになった感じ。

でも料理するのは嫌という気持ち

僕自身 料理は全然出来ない人間で、これを機に弁当をきちんと作るということも考えてはみたが、朝は子供と過ごす時間を優先したいし、育児や子供が出来たからといって諦めたくない事も沢山ありました。
その中である程度時間が必要となる「料理」という行為は、人生のコスト(人件費)的概念で考えると、料理を前提とした弁当は現時点で考えることは出来ませんでした。

でもこれじゃあ家計をより安定した形に出来ないというのはわかっていたので、考え方を「料理をして家計を節約するために弁当を持っていく」ではなく、「外食費のコスト削減を楽しむ」形で考えて見ることにしてみました。

義務にせず、実行できた回数を楽しめる仕組み

ついつい弁当を作ると決めると、それは「義務」と思い辛くても続けるような風潮を感じる時があったので、今回は1回あたり幾らの削減に繋がったかを見える化してそれを記録して振り返るようにすれば、自然と楽しめるようになり弁当を持っていく回数を増やせるのではと考ました。

まず外食費の算定に関しては、今までの家計簿を見てみると大体平均で600円台だったので、600円と設定してみた。

次に弁当の制作費に関しては、調理時間がかかると人件費が消費されるという考えで、まずは冷凍食品の詰め合わせで持っていく形にし、作る時間を考えないで良いということにしてみたところ、大体高く見積もっても200円になりました。

ということで冷凍食品の詰め合わせを持っていくだけでも、一回あたり400円浮くということが明確になり、持って行くたびに400円を手に入れた気持ちになるようになって、案の定楽しんでいる自分が発見することが出来ました。

将来的には冷凍食品の詰め合わせではない「料理を楽しむ」ことも出来れば、人件費的考えも変わり充実した生活になるのではと思いますが、でも600円から200円にするのは簡単だけど、200円からゼロにすることは不可能だし、人件費は一番かかるコストでもあるので、今は無理せずこの方法を続けて行こうと思います。