昔の機材をヤフオクで調べて思ったこと
twitterでいろいろ呟いていたら、ブログのエントリーになる位書けたので、自分の備忘録も兼ねてブログにまとめておきます。
ヤマハのO2Rが約6万円で買えるのかー
置く場所ないから買わないけど、15年前のプロ用機材を中古で揃えたほうが、音良くなりそうな気がする。
http://t.co/SY3zVBhsST
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
高校生バンドや軽音部でレコーディングするためにDAW環境揃えるなら、中古でAW4416買ったほうが安いし超実践的だし音も良いと思う。
http://t.co/tCMrrn9FPc
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
AKAIのMPCシリーズは、ハードウェア版はすべて廃盤になってから中古が高い。昔MPC2000を持っていて手放したけど、今は子供に触らせたいわかりやすい機材だったのでちょっと後悔。
http://t.co/Xr8do5hZH2
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
子供がサンプリングや下手でも楽器を演奏して音楽を作りたいと思った時は、なんでも編集できるDAWを用意して上げるのは簡単だけど、それこそAKAIのMPCとAW4416を用意してあげたほうが、すっごく面白い事をやってくれそうな気がする。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
さっきから昔の機材の事を投稿しているのは、昔のサンレコを整理していたからなんだけど、別にその時代が青春だった・懐古主義だからというわけではなく、普通に00年代の機材より90年代の機材の方が、音質は別として楽器・機材として面白い仕組みになっていたと評価しているからなんですよね。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
00年代以降のすべての機材は結局、音質とPCへの連携を意識しすぎて、使い勝手・音の特徴が失われていったんだと個人的には考えてます。使い勝手を考えてPC連携に対応しているのになんとも皮肉な状態になっていた機材が今思えば多い。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
それだけソフトウェアの台頭が各メーカーにとってインパクトがあったんだろうなあ。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
で、10年代に入りKORGのように大手でもアナログ回帰、低価格路線をラインナップに追加し新しい層に訴求するという流れがあったり、ローランドも重い腰を上げて名機の復刻への対応をするようになったという流れで、出来れば5年早く動いて欲しかったなあというのが、電子楽器オタクの気持ちです。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
電子楽器メーカーなんて、他の業態の企業に比べれば大した規模ではないのだけど、それでも事業や方針転換するのに時間がかかるわけで、もっとスピーディに動かないとトップから落ちちゃうんだな。というのも電子楽器メーカーの歴史を振り返ってみると見えてきました。
— toguo (@toguo) 2014, 10月 22
因みに上にあるヤマハO2Rは、1995年位にプロが自宅のスタジオとかで使うためにみんな導入し大ヒットしたデジタルミキサーで定価68万しました。
今の機材の方が半導体の処理能力が高かったりして、ある意味音質が向上されているんですが、上で紹介した機材たちはそれなりの値段でプロも使っていた機材なので、AD/DA(音のケーブルを挿すところ)の質が高いので、安い同価格で買える機材を揃えるより、基本的に音が良くなる訳です。
自動車・パソコン・家電などは基本的に新しい物のほうが良いと思える人が多いと思いますが、楽器に関しては
- 錆びまくっているベース弦を敢えて張ったベースの音が良い
- おもちゃの楽器でレコーディングしたほうが気持ちいい
とか感覚的な部分が重んじられる世界で、そこで販売される製品もそういった中で評価されるので、昔の機材で揃えたほうが初心者にやさしい・音が良いという事にも繋がってしまうんだと思います。
可能なら今でも十分通用する機材を揃えてあげて、子供にとっておもちゃとは機材・楽器たちとなるのが親としては理想なのですが、本人達の希望もあるだろうし部屋のスペースにも限りがあるので、出来る範囲で揃えてある程度フィジカルで楽しめる環境で音楽を楽しんでみたいですね。