今週はテイ・トウワ週間だったので思った事を書いてみる
テイ・トウワの最新アルバム「BIG FUN」が発売され、もちろん真っ先に購入しここ一週間は通勤時間はテイ・トウワ三昧で過ごしています。
- アーティスト:TOWA TEI,MADEMOISELLE YULIA,Taprikk Sweezee,Miho Hatori,MEG,小池光子,太田莉菜,VERBAL,Peggy Honeywell
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2009/02/04
- メディア: CD
彼はアルバムを発表すると、発売した月のサウンド&レコーディングマガジンでインタビューを受けるのが慣例になっているので、こちらも確実にゲットしました。
毎回ソロアルバムが出るたびにインタビューを読みながら聴くというの通過儀式なっているんですが、何度やってもこの時間は至福の時間です。
今までのサンレコも読み直してみた。
今回は今までのインタビュー記事にも改めて目を通してみました。
どの表紙もかっちょいいです。
それにしてもどのアルバムを聴いても、古臭さを感じさせないサウンドデザインに毎度感服します。
最初のソロアルバムを出したのが1994年で、その時はMac(まだ68k)にVision(今亡きシーケンスソフト)と、AKAIのサンプラーとローファイサンプラーの名機E-mu SP-1200を核にしていたシステムが、その後核となるサンプラーが変わりつつ、今回のアルバムではMacBook Proを中心にしたシステムになっているのに時代を感じました。
サンプラーはPCベースのDAWソフトとハードの性能向上に伴い、結構な人がハードウェアのサンプラーをやめて、ソフトサンプラーやDAWソフトを使うようになったのに、テイ・トウワの凄いところは、未だにアナログレコードからサンプラーにサンプリングして、その後打ち込みをしてからパソコンに取り込みエディットするという作法については、昔から変えていないところです。
これは作曲家がまずベースを作るのに必ずピアノを使うように、テイ・トウワにとって必要な作業なんだと思います。
僕はお金も心意気もなかったし、そもそもここ数年はネットの仕事をするようになってネットが楽しくて音楽を作っていないのですが、作る場合のシステムは結局エイブルトンLiveを中心にした形になってきています。
でもハードウェアを使う楽しさや音の良さというのは理解しているつもりなので、KORGのES-1というチープなサンプラーは手元に置いてはいます。
今はサイト作りの事をやっているけど、落ち着いてきたら音遊びも楽しんでみようとテイさんの音楽を聴いて思いました。
テイ・トウワを知らない人に
テイ・トウワを知らない方はここら辺をまず聞いてみましょう。普通にTSUTAYAで借りれるので良かったら借りて聴いてみてください。
最新アルバム「BIG FUN」に入っている曲 MindWall
おなじく「BIG FUN」に入っている曲 A.O.R. feat. Lina Ohta
これは携帯のCMでも流れてましたね。
最初のソロアルバム「Future Listening!」に入っている名曲 Technova (La em Copacabana)
ソロ第二弾「SOUND MUSEUM」に入っている曲
Happy
そしてGBI GBIはGerman Bold Italicの略で、後に発売されたリミックスアルバムでGerman Bold Italicフォントが入っていたりしました。
他にもいっぱい良い曲があるので興味がある方は是非聴いてみてください。