インターネットを上手に扱うためのスキルとして、正確な文章を書くスキルを学ぶ重要性
メールだの企画書だの会議の資料だのと、毎日毎日文章を書いているものの、「どーも、なんていうか、伝わってこないんだよね、君の報告は」とかなんとか言われて、へこんでしまったり。だからと言って、そんな意見を真に受けて直すと、以前の指摘と正反対のことを言われたり、なんて、よく、よくありますよね。
そんな気まぐれな意見を繰り出す相手が、ぐうの音も出せないような、説得力のある文章の書き方ってあるんでしょうか? 文章って誰でも意見を挟めるから、一人の意見だけを参考にするのは、偏ってしまう可能性が高いもの。そこで「多くの人に正確に伝わる文章」を書く上で参考になるのが、数百万の利用者が閲覧する「Wikipedia」のガイドライン。
なかでも「言葉を濁さない」の項にある「曖昧な言い方の改善例」は、客観的な記述を求められる場面で、どんな風に書けばよいのかを、具体的に解説しています。
ウィキペディアのガイドライン(特に内容についてのガイドライン)を見てみると、この記事で紹介されているもの以外にも、文章を書く際にためになる項目がわかりやすく書いてあった。
僕の部署では、複数のWikiを他の部署の人に見てもらうために運用しているし、部署内でもはてなグループ内でWikiを使っているので、参考になる情報。
インターネットでコラボレーションを行う際には、まだしばらくは「テキスト」メインになるだろうし、テキストを書くのであれば、美しい日本語である必要は無いけど、わかりやすい文章を書くスキルは必要になってくる。
それはビジネスの世界だけではなく、学校なども含めてすべてのやり取りの際に重要なスキルになるのかもしれない。
あとここで言う「正確な文章」を書くということは、これから発展していくであろう翻訳機能で、他の言語にうまく翻訳されるための条件にもなり、重要になってくるのではと僕は思う。