夏休み最後の休みの日に、縄文展に行って来ました
夏休み最後の休みの日に、クルーと東京国立博物館で開催されていた「縄文-1万年の美の鼓動」(縄文展)を見に行ってきました。
http://jomon-kodo.jp/jomon-kodo.jp
去年からこのブログで何度も何度も話をしている、ゼルダの伝説ブレスオブワイルドの世界観・モチーフは、縄文時代のものを参考に作られたいたので、この一年ゲームから様々な事に影響を受けてたクルーだったので、本物の縄文土器を見せてあげたいな~と近場の博物館とかの所蔵物を調べていた矢先に、今回の素晴らしい展示が開催され「行くしか無い!」という事で行ってきました。
www.itmedia.co.jp
9月2日までで終わる前に閉幕直前だったからか、チケットを買うのも30分待ちで、酷暑ではなかったものの並んでる時間は結構ハードでした。
ちなみに上野の森でじっと立ってれば蚊も寄ってくるのも当然で、クルーの足は何箇所も刺されれ「かゆいよ~」と言って周りの大人達を和ませてました。
入口前にある看板の前で一枚、お互い土器的な表情をしているつもり。
お昼前に並んで入れたので、博物館に入ってからは待ち時間なく特別展に入れました。
場内は撮影禁止だったので、出口にある撮影スペースで撮っていただいた一枚。
中の様子としては、全国の博物館にいる有名な出土品を一同に介していたので、
教科書で見たことがあるこいつとか
こういう火焔型土器も、お腹いっぱい展示されている感じでした。
By Daderot - 投稿者自身による作品, CC0, Link
でも感動したのは、こういう有名な出土品を見てというよりは、普通に学校の授業でしか縄文時代のことを習っていない人間にとっては、本当に多種多様な作品が存在していたことを知り、しかもその作品を見ているとミステリアスだからではなく、本当に作った人の気持ちが表現に現れている作品が数多くあり、それ見ていると家族(特に女性)とか自然とかを、縄文時代の人たちは大切にしていたんだなーと思いました。
クルーも火焔型土器を目にして「あ!ガーディアンだ!たくさんいる!」と大盛り上がりしてくれたり、ちょっとひょうきんな顔をしている土器を見て面白がったり、いい刺激を受けてくれていました。
ガーディアンというのは、ゲームの中で登場する殺人マシーンです。見てもらうとわかるように火焔型土器を逆さにしたようなデザインになっています。
amiibo ガーディアン【ブレス オブ ザ ワイルド】 (ゼルダの伝説シリーズ)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game
ちょっと親馬鹿トークですが、会場内には縄文時代に他の地域ではどのような文明・文化があり、そしてどのような土器が作られていたかを紹介しているコーナーがあり、ただ縄文時代の出土品だけを見せるのではなく、多角的に地球・人類の歴史にも目を向けるような展示がありとても感心しました。
そのコーナーにいた時に、とある地域の説明にある地名が僕には全くわからず、
この地名って今で言うどこらへんなんだろうね?
とクルーに聞いてみたら、
〇〇語(そこにあった地名を使ったもの)っていうのがあって、その言葉は今の〇〇人や〇〇の国の人が使っているから、今の〇〇地方のことじゃないかな~
スラスラ言うのです。
これには僕を含め、周りの大人も感心しきりで、実際に家に帰った後確認したことろ正解でした。
こういうクルーの様々な知識から答えを導こうとするリベラルアーツ的発想は、すごい才能だなあと思うと同時に大事に伸ばしてあげたいと改めて思いました。
特別展の会場を出ると火焔型土器のレプリカが。矢でガーディアン(火焔型土器)の目を狙うクルー。
ガーディアン(火焔型土器)との戦いが終わってノーサイド?のクルー。