久しぶりに雑誌(WIRED VOL.40)を買って読んでみた

ここ数年、育児やら色々に追われ(本質は怠けていたんだと思いますが)本を読む習慣が無くなってきていて、去年の緊急事態宣言あたりから更にその傾向が強くなっていました。

あとは怠けだけでなく、何か学習したいなあとなったとなった時も、今はYoutubeに多くの役立つコンテンツがあり、ネット環境が整備されている自宅だからこそ、本だと中身をきちんと確認するには本屋に行かないと駄目ということもあり、拍車がかかった事もあるかなあと思っています。

という訳でリハビリとして、あとはリアルな本を定期的に読める雑誌を一つ用意してみようと思い、色々なジャンルの雑誌や今まで読んだことがある雑誌をチェックしてみて、その中で今回はWIREDを購入してみました。

wired.jp

今回のテーマは、様々な食に関する課題やテクノロジー・考え方の最新の話をまとめたような内容で、面白く読ませてもらいました。
コーナーの一つで、月面基地に暮らす日本人研究者たちのやりとりをまとめたSF短編があったのですが、個人的には一番色々な事を想像するきっかけになり面白かったです。

考えてみたら、月面基地で生活するのであれば、様々な制限があるとしても。インターネットについては速度は問題ない速度が確保されそうだし、
wired.jp
ping値(応答速度)は流石に地球上よりは悪いとしても、リアルタイム・双方向ではなければまあ現実的な速度で利用できるので、月であれば余暇を楽しむ・地球上にいる家族とコミュニケーションは取れるので、安定した食事が確保できればまあ生活できる人は多いだろうなあと想像できます。

これがもし火星探査になると移動に片道9ヶ月かかる距離で、通信についても例えばYoutubeの動画を検索したいと指示を出すと、指示の返答がサーバーから帰ってくるまでは光の速度でも数分がかかってしまいます。

www.businessinsider.jp

となると、余暇を楽しんだり家族とコミュニケーションするという、人類にとって大事なストレス解消方法にかなりの制限が入るようになる訳で、

  • 人とやり取りするには、手紙・メールやり取りをする
  • 何か情報を得たい場合はニュースみたいにまとめてもらう
  • 娯楽についてもリクエストしたものを用意して送信してもらう

とういう方法でしかコミュニケーション・娯楽を得る事が火星に行く時は出来なくなってしまうので、特にインターネットが普及してリアルタイム性が進化した環境に慣れてしまっている現代人としては、宇宙飛行士・家族双方でかなり考え方を変えないと対応するのが難しいだろうなあと、個人的には思いました。

そのような環境の中でこそ、食事や食事を用意する行為・食材を作るなどを、組み込むことも宇宙開発の中でとても大事になってくるのだろうなと思います。

とまあ、久しぶりにリアル本・雑誌を読んで頭の中がかなり刺激を受けたので、今後もWIREDにするかは考え中ですがこれからも続けてみようと思います。